かえるの巣〜Ｍｙハーブ〜

ミントについて

ミントの仲間はおよそ３０種あると言われていて、種の特定が難しいようです。ティーに使用できるのは主に、スペアミント、ペパーミント、アップルミントの３種がありますが、スペアミントがもっとも古くからあると言われています。

分類上は、ミントと呼ばれる物は、シソ科・ハッカ属の植物です。ミントと名が付いても、マウンテンミント（シソ科・ピクナンテムム属）、キャットミント（シソ科・イヌハッカ属）などはミントとは別の植物と言うことになります。
　ジャパニーズミントは日本産のミントで、別名をハッカと言います。天然メントールの原料として一時期盛んに栽培されていました。

以下は、主なミントの一例です。

• スペアミント（ハーブティに利用）
• ペッパーミント（ハーブティに利用）
• アップルミント（ハーブティに利用）
• オーデコロンミント
• パイナップルミント（アップルミントの枝変わり）
• ジンジャーミント
• ジャパニーズミント（和種薄荷。生薬としても利用される。生薬名「薄荷葉」）
• ペニーロイヤルミント
• ブラックペッパーミント
• グレープフルーツミント
• レモンミント
• カーリーミント

主に地下茎によって増えますが、株分け、挿し木、種子でも増やすことができます。種類によって違いが出るものの、繁殖力は非常に旺盛です。中でも、スペアミント、アップルミントは非常に性質が強く、不用意に庭に植えると、他の植物を圧倒し、あっという間にミントのみの庭になってしまいます。

しかし、その分、他種のミントとの交雑がされやすいので、種子から育てた場合は、親株とは異なる形質を持つものが生まれることもあります。ミントを植えたいときは、園芸品店から苗を購入するか、知り合いから分けてもらう方がよいでしょう。