ローズ(ドッグローズ)

和名:イヌノイバラ
学名:Rosa Canina
分類:バラ科バラ属/落葉低木
別名:ワイルドローズ
樹高:1.7m〜3m(書物によってまちまち)
樹形:直立タイプ(ブッシュ)
原産地:ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ

バラの品種は非常に多岐にわたりますが、このRosa Caninaは様々にある現生バラの原種となった1種類です。ヨーロッパに広く自生しており、藪のような茂みを作り、5弁の花びらを持つ、バラとしては控えめな花を咲かせます。花のあとに多数実る果実はローズヒップと呼ばれ、ハーブティーなどに利用されています。

初夏1季咲き性で、直立するブッシュタイプのバラです。7号程度の大きめの物であれば、植木鉢でも育てられます。

バラについて

現在知られているバラは、非常に多くの品種があり、現在も多くの育種家が新しい品種を生み出す努力をしています。バラの分類の方法も着眼点によって様々な物があります。

ハーブとして扱われることのあるバラは、そういった様々な品種を生み出す元となった原種のバラやオールドローズなどと呼ばれる物が多く、香りが良く、果実が多く収穫できます。このドッグローズの他に、アポテカリーローズと呼ばれる薬用のRosa Gallika officinalisや、葉をこするとリンゴの香りがすると言われるスイートブライヤー、日本でおなじみのハマナスなどがあります。


<<ローズ(ドッグローズ)>>